一生涯阪神ファンの想い〔過去ブログ〕

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勝てそうではあるが・・・ 優勝を狙える戦い方か?

 7月5日、試合がまだ終わっていませんが、勝てそうな流れではあります。

 この状況で記事を書き始めるのは、テレビ中継が途中で終わってしまったため。ラジオも電波があまり良くないので聞くのをやめています。

勝てそうではあるが・・・

 先発の岩崎が好投を見せ、福原が8回を抑え、後はオスンファンで完封リレー。完璧なような完封リレー。万歳!!

 と、いきたいところですが、喜んで良いのでしょうか。

 先発の岩崎、百数十球投げているとはいえ、0点に抑えています。7回、球速は落ちているようには見えましたが、ヒットを打たれるも無難に抑え切りました。

 当然のように勝ちパターンという、福原、オスンファンが出るでしょう。

 もしかしたら、1、2点取られるも、何とか逃げ切って勝てた、という結果になるでしょう。

優勝できない理由?

 これが実は問題なのではないでしょうか。

 0点で抑えている投手が完封を目指さないというよりも、目指させない野球、勝ちパターンの投手を決め、後は任せる。

 この野球をしていたら、シーズン勝ち越せば御の字、というレベルしかならないのでは?

 理由は、投手にとって最高の形、完封という可能性を自らつぶす、今日は、球数がいつも以上に多いから、ちょっとばてている、なら分かるが、そうでもない状況。シーズン5割なら、勝ちパターンの投手も試合の半分に投げる計算。しかも、失敗はしない前提で。

 特に岩崎は、若い投手。1試合、めいっぱい投げて、次の先発に備えればよいではないでしょうか。

 0点で抑える以上の好投はありません。それで、マウンドを降りるのですから、勝つ確率を自ら小さくしているとしか思われないのです。

野球は確率のスポーツ

 打者は、3割の打率で良いバッター。

 投手は、おそらく調子の良し悪しは良くて67割、並の投手なら5割程度かもしれません。打線とのかみ合いや相手打者の調子、運なども絡んで、勝率は6割で良い投手と考えても良さそうです。

 チームは、5割ではだめ、勝ち越すことが前提で、6割の勝率で良いとされるでしょう。

 先の先発投手の話ですが、チームの勝つ確率を考えたとき、先発投手で70%、中継ぎで70%だが、福原とか安藤と信頼できると仮定して80%、抑えで絶対的な投手を想定で80%となります。

 確率論では、勝つ確率 0.7×0.8×0.8=0.45 つまり、45%です。

 これは数字上の話しで、人間がすることですから、このとおりというわけではありませんが。

 しかしながら、好投してる投手を端(はな)から交代させるという考えは、人間的に考えても納得のいくものではないですね。

 スポーツの魅力が半減です。

記事を書いている間に・・・

 試合が終わったようです。

 抑えのエース、オスンファンが満塁のピンチをつくられましたが、何とか完封リレーを完成させたみたいですね。

 皮肉にも本日3安打のグリエルが最終打者でした。

 完封リレーではなく、岩崎の完封は和田監督のもとで見ることができるのでしょうか。