一生涯阪神ファンの想い〔過去ブログ〕

『スポーツナビ+(ブログ)サービス』の過去ブログ ~進行形ブログ:いつでも阪神ファン

シーズン1位を目指しての後半戦の戦い方

初戦は勝利

 後半戦初戦は勝ちました。追いかける立場として結果は最高です。

 しかし、首位を奪い返すには、そう簡単にはいかないでしょう。

 前回記事につづいて、どのようなところに意識をもって戦っていかなけらばならないか?

 後半戦が始まってしまいましたので、初戦を題材に考えていきます。

調子の良い選手を優先に

 まず、スタメンですが、ベストなメンバーでしょうか。前半戦と全く同じです。前半戦、勝ち越して終わっていますし、選手の状態も我々には分かりませんが、後半戦は前半戦と同じような考えでは1位は難しいでしょう。

 それは、前半戦はこれでもかというほど、形にこだわり、我慢してきました。1年のスタイルを確立するという意味でそれでも良かったでしょう。

 しかしシーズン後半、終盤はそうはいきません。結果が全てです。本当の主力は別にして、調子の上がらない選手はひっこめなければなりません。代わりになる可能性のある選手がいますから、なおさらです。それでもかたくなに使い続ければ、選手もモチベーションは下がります。

 この巨人3連戦の状態次第で、スタメンを変えることも想定して首脳陣は選手の調子を見極めなければなりません。

1、2番の起用について

 まだ、1試合だけですが、結果ではなく、大和が元氣なさそうです。一方。西岡の最終回の代打二塁打を見る限り、元気になってきた感はあります。上本もシーズンをとおして出場の経験がありません。1、2番とも絶好調でなければ、西岡を戻す可能性もあるでしょう。そこでぜひ、西岡を2番で使いたいものです。西岡のいやらしさを最大限に活かすなら2番です。1番が出て、2番でバントなんていう、へんなこだわりは、もう必要ありません。もちろん、西岡だってバントさせてもいいのです。毎回、バントする場面で打席を迎えるわけでもありませんし、含みを持たせた中でのバントするほうが、相手にもプレッシャーになります。

 とにかく、ゴメス・マートンの打席をいかにランナーを置いた状況で迎えられるか、これを最優先に考えれば、13番の総合的な出塁率がカギとなるでしょう。

福留選手

 福留は、後半戦、大爆発するようでないとならないでしょう。長打も出なければいけないでしょう。本来、それを期待されていたでしょうから。そこそこの結果では、若手の将来可能性のある選手が、何人もいますから。たとえ、福留は控えにまわっても、好機で代打の切り札的な居場所は残されているわけですし、それこそ、経験がものをいうチャンスです。

リリーフ投手について

 岩田投手が、8回でマウンドを降りました。ここも賛否両論だと思いますが、シーズン1位で通過するためには、完封・完投するよう挑戦すべきです。仮に、9回、ピンチをつくったなら、オスンファンが抑える、これこそ本当の抑えの切り札ではないでしょうか?

 まだ、梅野捕手が交代しなかったのが、前半戦とは違い、良かったですが、本来、岩田投手と梅野捕手で切り抜けるよう挑戦すべきです。そうでないと巨人を追い抜くことは難しいでしょう。

 その理由は、勝利試合にすべてオスンファンを使うようでは、5割そこそこの結果しか残すことが難しいでしょう。

単純計算で、チームの半分をオスンファンが登板ということですから。

 さすがにこれでは、オスンファンもバテるでしょう。

 余談ですが、メジャーリーグダルビッシュが言っていました。田中将大投手が肘を痛め件に関連して、先発投手は球数を少なくしたからといって、登板間隔を短くするのはあまり関係ない。球数を多少、多く投げても、中5日とか明けたほうが肘の疲労には効果がある、ようなことを言っていました。実績のあるダルビッシュ投手が言うことですし、信ぴょう性はあります。

 我々の生活に例えるなら、残業をしないで、土日も出勤するのと、残業をしても土日はしっかり休むのと、どちらが疲労が少ないか、と同じではないか?

 後者のが一般的に、疲労は蓄積されないでしょう。

後半戦初戦の勝利で安心できない

 この勝利は、岩田の好投と澤村投手のミスの有無の違いで、たまたま、阪神が勝利したということでしょう。そのくらいの気持ちで、勝って兜の緒をしめなければ、巨人を追い抜けないでしょう。

 ポイントは、阪神が2点をとった回、マートンヒットの後、打率2割そこそこの福留を四球で歩かせたこと。

 9回、阪神の攻撃、澤村投手が1死3塁で打率2割5分の大和に対して、ワリルドピッチで簡単に点を与えてしまったこと。

 いずれも、澤村投手と打者では、澤村投手のが分があるのにもかかわらず、自らミスをおかしてしまったことが、勝敗の分かれ目だったでしょう。