鳥谷残留で吹っ切れろ
鳥谷の阪神残留が決まりました。
おそらく 本気でMLBを目指していたでしょう。
MLBを見返してやれ!!
MLBは、報道では 日本人内野手の評価が低いらしいですね。
派手なプレー、成績を残さないとダメなのでしょうね。MLBは。
日本人らしい 堅実なプレーを見せてやってください。
ここ数年、夢見てきたMLBを 自ら断ち切った鳥谷選手、ひとまわりも ふた回りも向上した鳥谷をみせてください!!
自ら掲げた『向上心』を 本当に魅せるときがきました!!
2015年シーズンの阪神
鳥谷がいなくなったら若手の起用だとか 話題がのぼっていましたが、鳥谷がいる以上、ショートはほかに不在でいいじゃないですか。
いなくなれば いなくなったで何とかなるでしょう。
昨年の西岡のように・・・
2015年の守備
一塁手は ゴメス。
試合で大差がつけば引っ込んでもらい、休養を兼ねて、万全の状態維持に努めてもらいましょう。
二塁手は 西岡。ここ数年の分を取り返すべく、しっかり頑張ってもらいたいですね。
三塁手に 上本ってどうでしょう。
西岡の体調が万全なら、西岡をフルでセカンドで使うべきではないでしょうか。まだまだバリバリ働いてもらう年齢だと思いますし・・・。
今成の三塁手も捨てがたいですが。
福留の打撃の調子次第では、上本はライトを守るっていうのもどうなのでしょうか?
上本は、ガッツがあるタイプですから、3塁の強烈な打球の華麗な処理、ライトでのガッツのあるプレーを期待したいです。
外野の経験とか適正とかまったく知りませんが、対応能力はありそうです。
今成は外野より三塁の守備がうまいですから、代わりに上本がライトというのもよさそうです!!
遊撃手は もちろん鳥谷。
勝ちでも負けでも 試合が決まりかけた状況になれば、俊介や若手を起用して、経験を摘ますとともにマートンを休養させて、万全の状態を維持してもらいましょう。
センターは、大和。
鳥谷と同じで 代わりの選手は当面不要でしょう。
ライトは、伊藤隼太と福留の併用でしょうか。
当面は、福留の年齢的体力の不安と隼太の年齢的経験不足を相互に補って、阪神の優勝に貢献してもらえばよいのではないでようか。
隼太の守備に不安があるようなら、また、福留の勝負どころの勝負強さに定評があるなら、先発は隼太、後半は福留が最適な起用法となるでしょう。
その間、隼太には福留から打撃も守備も指導してもらい、近い将来の中心選手になってもらえばよいでしょう。
代打陣ですが、新井貴浩が抜けましたが、関本や良太、坂などそれぞれがレベルアップを図り、また、2014年の前半は絶不調の福留、怪我の西岡を考えれば、決して手薄な感じはないと思います。
とにかく役割をはっきりさせて、選手のモチベーションを高く保つ工夫が、首脳陣に求めたいことと思います。
2015年の打順
1番 上 本(三)〔(右)〕
2番 西 岡(二)
3番 鳥 谷(遊)
4番 マートン(左)
5番 ゴ メ ス(一)
6番 福 留(右)〔今成(三)〕
7番 大 和(中)
8番 梅 野(捕)
9番 投 手
上本は、2014年 一番打者として活躍しました。実は長打力も秘めている上本、日本一の1985年の真弓のような核弾頭を期待したいですね。
西岡は、阪神のどの打者よりいやらしい打撃のできる選手です。塁上に走者がいれば、送りバント・ヒットエンドラン・セーフティバント・盗塁・ただ打つ・・・など多彩な攻撃パターンができます。2014年は単調な攻めしかできなかった弱点を補ってくれるでしょう。
走者不在なら、塁に出ることも、そして二塁打で一気にチャンスをつくってくれ、上本のカバーもできる選手です。
鳥谷は、出塁することも、ランナーをかえすこともできる選手です。ホームランは少ないかもしれませんが、鳥谷の高出塁率は、昨年ゴメス・マートンの成績に大きな好影響を与えたに違いありません。鳥谷自身アウトになっても、併殺打の少なさも、チャンスをつぶさず四番打者につなぐ大きな仕事をします。
マートンとゴメスですが、2選手の最大の長所を考えます。
打率の高いマートンを前に、ホームランの多いゴメスを後ろにすることで、阪神にとって好都合の結果を、相手チームにとっていやなイメージを与えることができます。
ゴメスのホームランについて考えると、ホームランの後に高打率のマートンがいることはもったいない。高打率のマートンが出塁することで、低打率とはいえ長打力のあるゴメスを迎えることは、相手投手は脅威です。
マートンの高打率について考えると、ゴメスの前に走者をためたくないからボールくさい球を投げたくないとなるとストライク勝負ではマートン技術で安打。
福留は、体調さえよければそこそこの活躍をしてくれそうです。2014年は、西岡との激突で実は怪我をしていたことを考えれば、それほど不安はなさそうです。しかし、年齢的なことを考えると、適度に休養を入れるべきで、そうすることで福留の勝負強さを最大限に活かせるのではないでしょうか。
今成もまだ調子の波は大きいように感じられますが、充分期待できる選手ですので、先発でもつかってもらいたいです。
大和は、守備で十二分に貢献してくれますから、打撃ではそれほど期待しないでもよいでしょう。それほど器用な打撃をする感じでもなさそうですし、自由に気楽に打たせれば、逆に良い結果が出るかもしれません。昨年終盤もその兆候が見えたような気もします。
梅野も打撃はそれほど期待する時期ではないのでしょう。捕手として守備で頑張ってもらうことで期待しましょう。
意外性のある打撃を相手に印象づけられていれば、とりあえずは良しとしてあげてもよいのでは?
2014年は、あまりにも左右投手により先発選手を機械的に起用しすぎた感があります。
それよりも選手の状態をよく把握し、そしてある程度我慢して使い続くけることをしてもらいたいと思います。昨年の福留については、ガマンしすぎかと思いましたが(笑)・・・
先発で起用して、1試合2試合で結果を出せというほうが無理な話しかと思います。
私は鳥谷の去就が決まるまでは・・・と、2015年の選手起用構想は、我慢してきました。
正直、思わぬ鳥谷残留という結果になり、阪神にとっては大きな戦力が残りました。
MLBの夢というモノから 吹っ切れた鳥谷の活躍を中心に、今年も開幕が楽しみで、待ち遠しいです。