一生涯阪神ファンの想い〔過去ブログ〕

『スポーツナビ+(ブログ)サービス』の過去ブログ ~進行形ブログ:いつでも阪神ファン

打てないですね 優勝した時の監督は?

 逆転サヨナラ、勝ったことはうれしいですね。

 しかし

 打てないですね・・・。 半分、中日の自滅ですね。

 得点できるのは、いつも2、3点。投手がそれ以下に抑えれば勝利。それ以上打たれれば敗戦。こんな印象です。

 本日も9回にやっと塁をにぎわしたという感じで、それまでは淡々と打ち取られてしまいますね。

 最近、こんなことを考えていました。

 阪神が最近、優勝した時の監督は、岡田監督、星野監督、そして吉田監督。

 星野監督は言うまでもなく熱血タイプです。

 吉田監督も結構熱いタイプで、選手の気持ちを高める感じがあります。

 岡田監督は、2人とは違うタイプですが、優勝したメンバーは2年前の星野監督を知っている選手が多かったです。

 最近の阪神には、熱いハートをもち、選手の気持ちを高められる首脳陣が合っているのだと思います。

 分かりやすい例では、野村克也監督。阪神ではID野球が花咲きませんでした。内心は別にして、クールに接するタイプの監督でした。ヤクルトでは、野村監督のID野球で成功していますから、決して野村監督がダメなわけではありませんね。阪神には合わなかったのだと考えられます。

 和田監督のように物静かな監督が一概に悪いとはいえません。昨シーズンも一応CSに出場してますし・・・。

 昨年の広島の野村監督やソフトバンクの秋山監督も物静かなタイプの監督でしたが、チームは生き生きとし、強かったイメージです。

 野球の監督も、一般企業の上司と一緒で、上司次第で、その部署の良し悪しが分かれます。指導力やトップにふさわしくない上司では、その部署は、のらりくらりと、活気のない仕事場になってしまいます。

 スポーツ、特にプロは、気持ちだけではどうにもなりませんが、気持ちも成績に大きく影響するものです。スポーツに限らず、人間というものは、気持ちに左右されることが大きいものだと思います。

 私自身も対外的に気持ちを表すタイプでないので、和田監督の気持ちというか、態度というか、とてもよく分かります。性格なので仕方ありません。しかし、仕方ないでは済まされません。伝統ある阪神タイガースの監督になったのですから、聞いていて気持ちがのってこないコメントでは、士気が下がります。

 球団も首脳陣の人選は、そういうことも考慮して決めなければならないと思います。

 西岡や良太、今岡などムードメーカーでも自分の成績が悪ければ、どうしても気持ちが沈みます。監督やコーチが選手の気持ちを高める役割ができれば、クールにみえる鳥谷だって、もっと士気が高揚し良い結果が出るかもしれません。数年前のWBCでの盗塁、井端のヒットで本塁へかえってきたときのガッツポーズでも分かるように、うちに秘めた闘志は誰よりも強いかもしれません。

 全体的に調子がのらない時こそ、例えば、内野ゴロで1塁への全力疾走くらい、監督・コーチが注意できないようでは、監督・コーチ失格ではないかと思ってしまいます。

 本日の元気のない勝利に、普段から思う、このようなことを書かせてもらいました。