遠い将来を見据えたオールスター
今年のオールスターは、第1戦は半分仕事、2日目は特別な理由もなく、テレビ観戦は少しだけしかしませんでした。
理由はいくつかあります。
阪神の選手の出場が少ない。
虎テレで日常の阪神の試合を多くみられるようになった。
オールスターより優先したいことに時間をつかった。
ところでオールスターをなぜ、金曜・土曜のナイターでやるのでしょうか?
通常なら、雨天順延のことを考慮し、金・土にやるのならまだ分かりますが、今年は特に20日は海の日で祝日です。
何が悪いかっていうと、将来のプロ野球選手となる子供たちのことを考えていないのではないかということです。
基本的に小中学生は子供たちだけで球場へは行きません。
親が連れて行きます。土曜日はともかく、金曜に親子で球場へ行くのは遠い地域のファンは難しいと思います。
土日に開催すれば、より多くの親子が球場へいく機会が増えます。
子供達が超一流の選手のプレーを一同に見られる機会はそうありません。
そのプレーを見た子供たちが将来のプロ野球を担っていくのです。
さて、今年の試合で目についたことのひとつに、藤浪のMVPです。
3回を無失点に抑えてくれました。直前の調子の良さがそのまま結果に出てくれました。
やはり実力のある投手だと思いますので、日本を代表する投手として大きく成長してもらたいですね。
もうひとつ、巨人の代走、鈴木選手です。今年の盗塁成功率100%のようです。100%はすごいことです。代走とは、必ずマークされますから、そのなかで成功するとは、本当のプロフェッショナルですね。
昨日、テレビ番組で鈴木選手のトレーニングについてやっていました。
脱力した状態から、いかに素早いスタートを切れるか・・・やはり、プロフェッショナルになるには、必ず、他人とは違う努力があるのですね。
代走の職人、代走でオールスターに出場したという新たな歴史をつくりました。これからも注目の選手です!!
鳥谷ファンとしては、2試合ともヒットを打ったようですし嬉しい限りです。(1試合目のヒットは映像で見ていないのが残念ですが・・・)
交流戦がおこなわれている近年、オールスターでセ・パの選手が対戦するのも新鮮味がなくなってきたように感じます。
セリーグの全球団が貯金なし、という怪奇な現象が起こりました。
交流戦の成績をレギュラーシーズンに組み込まないようするべきかなと思います。
今年と来年、2年間をかけて、ホームとビジター開催を公平にするという、変なルールを設けました。
やはり、1シーズンごとにものごとを考えないというのはおかしいですね。
交流戦をやめるか、あるいは、勝敗を度外視した、ショー的な試合にするのもよいのではないかと考えます。
小久保監督は上に立つ者としてふさわしい人物だと考えます。
心技体すべてにおいて一流だと思いますし、なにより、ひとは気持ちの持ちようで能力を発揮できるか、発揮させるか、大きな違いがあると考えるからです。スポーツ特にプロのスポーツは、気合だけでは戦えないですが、気合がないのも力を十分発揮できないものだと思うからです。選手にとって、頼れるアニキ的な存在で、頑張ろうという気持ちにさせてくれる監督ではないかと思います。
テレビで見てきた限り、小久保監督はそんな感じではないかと、阪神ファンとして思います。