状況は常に動いている!?
およそ半月ぶりの投稿となりました。
中村GMが亡くなり、最後の勝負時にきて連敗し、良いことがあまりないという阪神タイガース。
和田監督についても限界が見えてしまったような気がします。
改めて和田監督はどんな感じだったのか、考えてみますと、形にこだわり過ぎたのかと思います。
投手については先発は7回または100球まで、勝っていれば福原・安藤・オスンファンで79回は逃げ切り。
攻撃については、1番が出塁し、2番で送って、クリーンアップで返す。
理想だけを追い求めていても、結局5割前後の勝敗という結果でした。
結局、選手の能力次第、それ以上の結果を導き出すことができなかったというところなのでしょうか。
普通にしていれば能力の100%は発揮できない、気持ちが充実しているときまれに能力以上の結果を出すことができる。
100%の力を出せないならチームプレー・作戦で個人ではなくチームの能力をアップさせることが必要だと思いますが、その作戦は無し。
気持ちを充実させるための雰囲気づくりができていないから、驚くような好結果を招くことは少ない。
このような分析がひとつできると思います。
阪神タイガースには、星野仙一監督のようなタイプの監督が必要な状況にあると感じます。
以前のブンブン丸池山や広澤がいたようなチームには、和田監督のような物静かな監督でも良いかもしれません。野村監督が実際、うまく機能したのでしょう。
しかし、物静かで誠実な選手が多いなか、同じく物静かな和田監督では、爆発的な好結果を導くことは難しいのかもしれません。
来期、ぜひ、掛布雅之新監督を実現させていただきたいと思います。
『若虎よ!(角川書店)掛布雅之著』を読み終わりましたが、これほど阪神タイガースに愛着を持ち続けている掛布さんを招き入れないのはもったいないことです。
自分の勝手な思いですが、日テレ系の解説者になったのもライバル巨人をじっくり見るためではなかったかと・・・。
本に書いてありましたが、ロッテからの誘いにも中途半端な気持ちでは、監督にはなれないと断ったそうです。
待ちに待ち続けて、やっとDCという立場になりました。
和田監督での阪神には今シーズンで限界らしきものがはっきりしてきたようにも感じます。
ここでひとつ、上に立つ身分として掛布さんの良いところは、自分の考えだけを押し付けないことだと思っています。どんなひとに対しても相手を認めつつ、どうしたらよくなるのだろうと考えることだと思います。
それは、状況は常に変化していることにもつながると思います。
堅苦しい話しになってしまいましたが、掛布監督誕生となれば、勝敗にかかわらず楽しみなシーズンをファンに魅せてくれることは間違いないでしょう。