鳥谷敬「キャプテンシー」&金本知憲「覚悟のすすめ」を読んでみて_本編
先日の記事の再開です
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(↓続けざまに2冊を読んだので金本と鳥谷の内容が混同するほどの内容とは?)
鳥谷の高校時代・アマ時代、鳥谷は、決められた練習しかしなかったそうです。
今では信じられませんが、まず、そこから鳥谷本来の姿、昔の姿にギャップがありました。
そして、自分の実力とプロの世界の実力には大きな差があることを実感したことがあるそうです。
誰でも、そうなのかもしれませんが、いつしか、プロになって、メジャーリーガーにもなりたいと目標を持つようになったとのこと。
この記事、ここで日を改めて書くのですが、先日、スポーツ雑誌『NUMBER』で阪神や鳥谷の記事が掲載されていて読みました。
このまま、鳥谷敬著「キャプテンシー」と金本知憲著「覚悟のすすめ」の感想などを私が書いても、みなさんつまらないかと思いましたので、興味のある方は、ぜひ本を買って読んでみてください。あっという間に読んでしまうと思います。
話は変わって、『超変革』をもっとも実践しているのは鳥谷敬 かもしれません。
理由は・・・
鳥谷選手、球団とも長期契約し、これまで主に自らの努力で阪神の野手では最も実力・実績が最もあるといっても過言ではないという選手です。
年齢も30代半ばというベテランになり、これまでのスタイルを変えずともそこそこの成績は残せるはず・・・。
その選手が、打撃に関してパワーアップを図るべく、筋力トレーニング・食事内容・元気・・・さまざまな面において自己変革を実行しているのです。
それもプロ入団からずっと背中を見続けてきたアニキ金本という偉大な先輩が監督になるというタイミングと、優勝するためには自らも何かをかえなければならないという思いのタイミングがバッチリあっての、即断。
金本監督に 『お前が変わらなければならない』 と言われて、即断したのだそうです。
開幕1ヶ月、打撃不振に陥っていますが、長距離打者としてのパワーを発揮するため、この34歳という年齢で打撃スタイルを見直したようです。
リスクを承知で。もちろん、金本監督じきじきの指導もあるでしょう。
とにかくボールを見ていくタイプが、初球から振っていく、このようなことでさえ、打撃スタイルを変えるのは難しいのかなぁとも思います。 打席でのリズムは重要です。
もともとスロースターターといわれる鳥谷が、超変革に挑み、実戦で1ヶ月。
超変革の結果が見えるようになるのが、すぐなのか? 夏場なのか? シーズン終盤なのか? 来年以降なのか?
鉄人金本が選手生活終盤になって自己最高記録を残したように、まだまだパワーアップを図るために、リスクを承知で超変革に挑んでいる鳥谷選手を見守っていきたいと思います。
阪神ファンであれば、江越・横田・高山選手をはじめ若虎の飛躍を願うとともに、タイガース元祖?鉄人金本を追って、タイガース二代目?鉄人を目指して、超変革に挑んでいる鳥谷の姿を見守っていきたいと思うのではないでしょうか!?