2つのポジションを5.5人の選手が争う!?
オープン戦も本格的に始まりました。
同時に、私にとって 虎テレ も本格的に活用する時期がやってきました。
3月5日の対広島カープ、3番セカンド鳥谷というスタメンでした。
金本監督のなかではショート北條は内定なのでしょう。
そうなると鳥谷の守備位置は?というとサードという声が多かったと思いますが、私が推していたセカンドで金本監督は起用してきました。
もちろん鳥谷はサードでもいけますが、問題はやはり打撃。
打てないようでは、現状の阪神のレギュラーとしては物足りない選手となってしまうのでしょう。
ファースト原口も確実に近づいているような気配がありますし、そうなるとセカンドとサードのスタメンが誰になるのか?
うれしい悲鳴というか、新入団の大山や糸原も1軍でやれる可能性を出していますし、打力次第ではスタメン起用もあり得るという感じもあります。
守備位置も鳥谷や上本ともかぶり、未知の助っ人キャンベルを含めると5人でセカンドとサードを争う状況となってきました。
本記事のタイトルで記載しました、あとの0.5人というのは、板山選手のことです。
板山選手の話しの前に、レギュラー確定のベテラン2人の外野手、福留と糸井は時々休みながらの出場と考えられます。
その代役には中谷選手と板山選手が筆頭になるのでしょう。
ただし、中谷は時々、ファースト原口の代役ということも想定され、そうなると場合によっては調子のよい板山であればセカンドやサードでも起用される可能性があるということだと考えました。
ということでセカンドとサードを5.5人で争うということになるわけです。
鳥谷というベテランと新人選手という実績ではかけ離れた選手同士ですが、昨シーズンの鳥谷では横一線と金本監督はみているかもしれません。
厳しいようですが、それがプロの世界ということかもしれません。
その証拠に、オープン戦当初から鳥谷を3番で起用するという、これは鳥谷の起用が可なのか不可なのかを見定めるということだと思います。
これまで名前をあげてこなかった選手でも、少ないチャンスで地道に結果を出していけば出場機会が得られると思うのが金本監督だと思います。
俊介も5日の試合の最終バッターとして、必死にヒットを打ちました。
今成や江越、隼太なども必死でチャンスをつかみとってもらいたいです。
金本監督にとってうれしい誤算があればあるほど、阪神タイガースは優勝に近づくのではないかと思います。