原口選手、気にせずがんばれ！！ 分業制のチーム

　連日のヒーロー原口選手が大事な場面でエラーをしてしまいました。

　甘いといわれるかもしれませんが、ある意味仕方ないのかという考えもあります。

　鳥谷でさえ、開幕当初サードの守備にぎこちなさ!?がありました。

　さすがに伊達に連続試合出場を続けているわけでなはいので、すでにサードの守備に順応していて、安心感とういものもみえてきました。

　今シーズンの阪神、真のレギュラーをつかみかけている選手がたくさんです。

　そのためには複数のポジションをこなして、とにかく出場機会をたくさん得るという格好です。

　それは首脳陣の考えでもあるとは思いますが、それを理想としているわけでもないでしょう。

　今は近年の弱点でもある打撃優先に選手を起用しています。

　特に昨シーズンはそうでした。

　しかし、今シーズンは、それプラスチームの勝利。

　ゲーム後半・終盤では守備固めという選手起用を金本監督はおこなっています。

　主に大和、荒木、俊介などです。

　これらの選手の守備で勝てたという試合もたくさんあるでしょう！！

　ここでひとつ、今年の守備固めは今まで違うことがあります。

　それは、守備固めが単なる“守備のひと”ではないのだと感じます。

　守備固めで出場した時だけでなく、たまにスタメンで出場した時も、“打”で貢献することも多々あるのですね。

　スタメンで出場した時はともかく、守備固めでで出た時、“打”でも貢献できる選手は非常に頼りになるのですね。

　接戦状態の試合を試合終盤で勝利を確実なものにできますから・・・。

　そのような貢献で確実に記憶のあるのは、荒木選手ですが、大和選手や俊介選手もおそらくあったでしょう。

　なにせ、先日の俊介のようにスタメンでも大きな仕事をしている２選手ですから、そっちの印象が薄れるくらいの貢献度です。

　なにが言いたいかというと、少なくとも今シーズンは、分業制、チーム状態によって、試合展開によって、適時適切な選手を起用することによってチームの勝利に近づこうとする体制が続くのでしょうね。

　また、金本監督がうまく選手を起用している、“印象”だけでなく、“結果”も実際でていますね。

　原口も言われなくとも十分悔しい思いはしているとは思いますが、試合終盤、守備で交代させられないよう守備の技術も鍛えていくことと期待しています。

　ファンも見守ってくれるだけの活躍もしていますし、期待も持てる選手です。

　何度も繰り返しになるかもしれませんが、交流戦最後の３連戦の１勝１敗で迎えた第３戦、粘り強い気持ちで東北楽天イーグルスの選手、ファンを圧倒するようなプレーを期待したいですね。