たられば それなら たらればを活かして優勝を目指せるその1
〇〇だったら・・・ 〇〇していれば・・・
『たられば』は、言い訳がましいと思われますが、反省する際には、具体的な考えをもっているのですから、それを活かさない手はないですね。
今シーズンの阪神、いくつかの要因が優勝できなかったと考えられます。
一番は、福留の大不振。
最後にきて、調子はだいぶ上がってきました。しかし、シーズン当初から終盤に至るまでの不振は、痛かったです。
特に、ゴメス・マートンの安定した活躍は、福留の不振を目立たなくさせたようにもなりますが、別の見方をすれば、福留が普通に活躍できていたら、何とも強力な打線だったと思われます。
時々活躍した7番打者、新井兄貴や弟の良太、隼太選手、今成選手がいますが、6番で、いったん打線が途切れてしまうということが、爆発的な打線になりきれなかった原因ではないでしょうか?
もちろん、常に打てるわけではないのは承知ですが、ほとんどといってよいほど、シーズン中盤・終盤までは、6番が機能しなかったともいえるのではないでしょうか。
ただ、監督・コーチの仕事として、不振の選手に対するケアができなかったことも、選手の不振と同様、原因があるのではないかと思われます。
ほんとの終盤、ここ最近になって福留が打ち出したのでは、あまりにも遅すぎます。これでは、“福留を使い続けた意味がありました”とは、言えないと思います。
もうひとつ、西岡の開幕直後の怪我ですが、こちらは上本という代役が、現れました。代役どころか立派な戦力として大活躍でした。
これも喜ばしいことではありますが、また別の見方をすれば、これほどの活躍ができる選手がいたことを多少なりとも監督・コーチは見いだせなかったのかと、少し残念な気がします。
つづく・・・