先発投手の目標エース級に超変革!?した岩貞の投球
先発投手もだいたい3回登板が済みました。
試合でいえば、1、2回を投げ終えたところ。シーズンではやっと1ヶ月を終えたというところです。
先発投手で難しい点のひとつに立ち上がり、そこを何とか最小限の失敗で終えることが挙げられるでしょう。
長いシーズンで4月は、失敗を覚悟してでも後のことを見据えていろいろなことを試し、また、無理をさせないというのも首脳陣の役目なのでしょう。
それを実践したのが昨日、中日との試合だったと思いたいですね。
岩貞投手は、現状のタイガースの先発投手陣では、エース級の投球と言ってもよいほど、好調です。
しかし、昨年までは、せいぜい谷間の先発要員。1年間フルで投げたことはありませんでした。
今シーズンは、先発投手陣の柱となりそうですね。超変革の投げっぷりですね。
とりあえずは無理をさせないための、7回、100球降板と思いたいですね。
せめてあと1回は投げられたはずでしょう。そうなれば、リリーフ投手人も8、9回で4点を取れれて逆転サヨナラ負けなんてことにはならないでしょう。
岩貞を今シーズン、最大限に活かすための1敗と思いたいですね。
ここで、一般的な話しになりますが、先発投手は、完封を目指し、駄目なら完投を目指すべきだと思います。
当然思い通りにならないときがありますが、その時、リリーフ投手陣の出番です。
いつしか、もしかしたら、過去の阪神、まさに復帰した藤川投手の、JFKと呼ばれた勝利の方程式がさきがけかもしれませんが、抑えの切り札から逆算してリリーフを投入するというスタイルが確立されました。
そして、メジャーリーグの変なスタイル!?先発投手は100球が代えどころ!?というスタイルが定着しつつあります。
ひとそれぞれですが、また、当日の試合状況次第ですが、100球にこだわることはないと思います。
毎回、均等にそこそこの投球数で100球になったのと、1回で30球も投げる羽目になった試合とでは、肩への負担が違うはずです。
昨日の岩貞投手は、まさに前者のほうで、肩への負担は軽かったはずです。
ですから、次回登板あたりからは、先発投手陣の軸としての当番に慣れてきたでしょうから、100球にこだわらず完封、完投を目指した起用を首脳陣に期待したいですね。
そうなれば、昨日の試合の負けは多少、気がおさまるかもしれませんね。